不妊治療専門施設の受付でよくある質問をご紹介します。
受付では、体外受精や助成金についての質問をされる方が多いです。
Q,助成金や医療費控除の申請をするのに病院の領収書が必要ですが、紛失してしまいました。再発行してもらえますか?
Q,体外受精の助成を受けたうえで、医療費控除の申請も可能ですか?
Q,体外受精は医療費控除の対象になりますか?
Q,助成金は何回でも申請できますか?
Q,助成金の申請期限を過ぎてしまいました。その後も通院は続けているので、治療の最終日を延ばしてもらえますか?
Q,助成金はいつまでに申請すればいいですか?
Q,助成金はいつ申請できますか?
Q,助成金を申請する際に必要なものは何ですか?
Q,助成金を受けるにはどうしたらいいですか?
Q,自宅のある場所とは違う県で治療を受けているのですが、助成金を受けられますか?
Q,体外受精を受ける場合、助成金制度を利用できると聞きました。体外受精をすれば、だれでも対象になる制度ですか?
Q,体外受精をするときは毎日通院しないといけませんか?
Q,体外受精を受ける際には、その病院の勉強会に参加しなければなりませんか?
Q,2つの病院で併行して不妊治療を受けることはできますか?
Q,転院をして体外受精をしようと思っています。前の病院で受けた検査の結果は必要ですか?
Q,体外受精を考えていますが、不妊治療専門の病院は紹介状がないと受診できませんか?
Q,入籍をしていないカップルですが、体外受精を受けられますか?
Q,体外受精は保険が適用されないと聞きました。料金はどの病院でも同じですか?
Q,体外受精は健康保険で診療してもらえますか?
Q,採卵手術や胚移植は生命保険の対象になりますか?
A,加入している生命保険により異なります。採卵手術のみ適用、胚移植のみ適用の場合もありますし、どちらも対象外という保険もあります。保険会社に問い合わせのうえ、ご確認ください。
Q,助成金や医療費控除の申請をするのに病院の領収書が必要ですが、紛失してしまいました。再発行してもらえますか?
A,悪用される恐れもあるため、領収書は一般的に再発行されません。紛失してしまわないように、しっかり保管しておきましょう。
Q,体外受精の助成を受けたうえで、医療費控除の申請も可能ですか?
A,医療費控除の申請も可能です。支払った医療費から助成金を差引いた金額が、控除の対象になります。たとえば医療費として30万円支払い、20万円の助成を受けた場合、10万円を医療費控除分として申告できます。
Q,体外受精は医療費控除の対象になりますか?
A,対象になります。
Q,助成金は何回でも申請できますか?
A,申請の回数は上限が決められているため、無制限に申請はできません。申請回数は年齢や年度により異なるので、申請する助成制度の条件をご確認ください。
Q,助成金の申請期限を過ぎてしまいました。その後も通院は続けているので、治療の最終日を延ばしてもらえますか?
A,治療の最終日は医療行為によって決まるもので、医師の判断で変えられるものではありません。期限内に申請できるよう、早めに準備することをお勧めします。
Q,助成金はいつまでに申請すればいいですか?
A,申請期限は制度によって異なります。年度末のものもあれば、治療終了日から2か月以内と定められているものなど、さまざまです。申請期限を逃してしまわないように、申請する制度の期限は忘れずに確認してください。
Q,助成金はいつ申請できますか?
A,制度によりますが、ほとんどの制度は、その周期の治療を終えたら申請可能です。
Q,助成金を申請する際に必要なものは何ですか?
A,助成金の申請書類、住民票、所得を証明する書類、病院の領収書などが必要です。自治体や勤務先によって必要書類は異なるので、ご自身が申請する助成制度の必要書類を確認してください。
Q,助成金を受けるにはどうしたらいいですか?
A,助成を受けられるのは、年齢や年収など条件をクリアされた方です。まず、ご自身がお住まいの地域や県、勤務先で実施している助成制度の対象に当てはまるかどうか確認しましょう。対象だったら、自治体や勤務先など申請窓口に問い合わせのうえ、申請をしてください。
Q,自宅のある場所とは違う県で治療を受けているのですが、助成金を受けられますか?
A,治療を受けている病院が助成金の指定機関になっていれば、助成は受けられます。病院の窓口でご確認ください。
Q,体外受精を受ける場合、助成金制度を利用できると聞きました。体外受精をすれば、だれでも対象になる制度ですか?
A,助成金制度は自治体で実施しているもの、企業で実施しているものなど複数あり、制度によって対象となる条件が違います。ご自身が対象になるか否か、どういう場合に、どれくらい助成を受けられるかなど詳細は、お住まいの地域や勤務先にお問い合わせください。
Q,体外受精をするときは毎日通院しないといけませんか?
A,体外受精であっても、毎日通院する必要はありません。来院回数は病院や治療方法によって異なります。体外受精の場合、どの方法で卵子を育てるかが、通院回数に影響するポイントです。1回の治療サイクルのうち、数回の通院で大丈夫な場合もあれば、連続して通院する治療法もあります。
Q,体外受精を受ける際には、その病院の勉強会に参加しなければなりませんか?
A,体外受精前に病院主催の勉強会に参加する必要があるか否かは、病院によって異なります。治療への理解を深めてもらうため、ご夫婦で話し合うキッカケにしてもらうためなど勉強会を開催する目的はさまざまです。
なかには体外受精を受ける前に勉強会に参加するよう定めている病院もあります。詳しくは直接病院へお問い合わせください。
Q,2つの病院で併行して不妊治療を受けることはできますか?
A,不妊治療を複数の病院で併行して受けることはできません。万一、通ってしまった場合、採卵や受精卵の移植を同じ周期に別の病院で受けることはできません。
Q,転院をして体外受精をしようと思っています。前の病院で受けた検査の結果は必要ですか?
A,検査結果はあったほうがいいでしょう。検査結果を提示することで、身体の状態を知ってもらうことができます。検査項目や検査をした時期によって、また同じ検査をするかどうか判断されます。検査結果がない場合は改めて検査をするので、治療を受けることは可能です。
Q,体外受精を考えていますが、不妊治療専門の病院は紹介状がないと受診できませんか?
A,紹介状がなくても受診できます。ただし、すでに別の病院で治療を受けていて転院する場合は紹介状があると便利です。それまでの治療経過がわかりやすく、今後の治療の参考にしてもらえます。 診療は予約制の病院が多いので、あらかじめ予約をして来院するようにしましょう。Q,入籍をしていないカップルですが、体外受精を受けられますか?
A,未入籍でも体外受精をすることは可能です。ただし、病院によって未入籍の場合、対応していないこともあるので、前もって確認するようにしましょう。
Q,体外受精は保険が適用されないと聞きました。料金はどの病院でも同じですか?
A,体外受精は自費=自由診療なので、料金は病院によって異なります。詳細は電話で問い合わせるか、ホームページで確認してください。
料金体制もさまざまで、受精卵ができたらいくら、受精卵を移植できたらいくら...というように、成功報酬を取り入れている病院もあります。
Q,体外受精は健康保険で診療してもらえますか?
A,「体外受精」や「顕微授精」などの高度生殖医療は自由診療のため、保険は適用されません。全額、自己負担になります。