不妊治療のリスクは何ですか?

■不妊治療のリスクとは?
不妊治療のリスクはないと思いますが、強いてリスクというなら薬の使用が挙げられるでしょう。
排卵誘発剤のクロミッドやhMG注射、黄体ホルモン剤などを使うことがありますからね。
ただ、お子さんを望む方にとっては、お子さんを授かれないことがリスクといえるのではないでしょうか。
■リスクを過剰に恐れると治療に影響することも・・・
避妊せずに夫婦生活をもっているのに数年間も妊娠しない。これは妊娠しにくい状態にあるといえます。
そのまま、ふたりで努力するよりも、一度、専門医の診察を受けてみる。そのうえで治療が必要と診断されたら不妊治療をスタートする。不妊治療をするうえで薬が必要だったら使用する。治療をスムーズに進めるうえで大切なことでしょう。
たとえば、「卵の育ちが悪い」「子宮内膜が厚くなる時期になっても薄いまま」というように明らかな問題があるときに、薬を使って問題を解決するようサポートするのが医療です。
副作用が心配だから薬は一切使わないとなったら、治療の効果が出にくいのはご理解いただけるでしょう。
■体質や健康状態には配慮が必要
もちろん、おひとり、おひとりの体質や健康状態には配慮すべきです。現在の体調や既往歴、飲んでいる薬などによって配慮すべき点はありますから、問診票にきちんと記入するなり、医師にしっかり伝えましょう。
たとえば、お身内のなかに乳がんの方が多い場合はエストロゲン(女性ホルモン)の値が上がることによるリスクが懸念されます。そのため、エストロゲン値をあげないようにクロミッドやhMG注射は使わないなど、体質に配慮した治療プランを立てることになります。