■不妊治療のリスクとは?
不妊治療のリスクはないと思いますが、強いてリスクというなら薬の使用が挙げられるでしょう。
排卵誘発剤のクロミッドやhMG注射、黄体ホルモン剤などを使うことがありますからね。...
■精索静脈瘤は不妊の一因になる
精索静脈瘤は精巣近くの陰嚢部に静脈瘤ができるものです。陰嚢の静脈が拡張した状態で、これが乏精子症を引き起こすことがあるため、不妊の原因になります。通常、精巣はお腹のなか...
■閉経の可能性が高いでしょう
FSH(卵胞刺激ホルモン)の値が 58であれば閉経の可能性が高いですね。年齢でいえば46歳以上の方、つまり、閉経が近づいている方に見られる値です。
FSHの正常値は3.5...
■先延ばしにせず検査をしましょう
そうですね。まずは病院に行ってみるべきだと思います。
病院でタイミングを診てもらうこともできますし、性交後試験(フーナーテスト)で精子が子宮内に入っていっているかを...
■血管が卵胞のように見えることも
十数個の卵胞を確認したのがいつなのかによって説明は少々かわってきます。もし、月経周期3日目で左の卵巣に7個、右に4個、卵胞状のものが確認できたとしましょう。ただ、そ...
■-196℃の液体窒素で半永久的に保存可能
凍結させた精子や受精卵は-196℃の液体窒素につけて保存されています。以前はプログラムフリーザーという機器を使用して、少しずつ温度を下げて凍結させる緩慢凍...
■胚移植を10回して妊娠しないから妊娠の可能性はないとは言えない
この判断は難しいですね。採卵が可能な状態であれば、10回以上、胚移植を行う方もいらっしゃいますからね。胚移植の回数であったり、治療期間...
■移植前に染色体異常を検査するのは難しい
移植前に染色体異常の有無を調べることは日本では倫理的に難しいですね。
ただし、ご夫婦のいずれかに染色体異常があって流産を繰返している場合には、所定の確認・手...
■奇形率は自然妊娠とかわらない
初めて体外受精による子どもが誕生したのが1978年イギリスでのこと、顕微授精での初めての出産は1992年ベルギーでのことでした。現在は体外受精、顕微授精で生まれた子ど...
■まず手術が必要か否かを判断する
筋腫の大きさと個数、位置によって判断は異なります。たとえば小さいサイズのものが複数、筋層内にあるような場合は手術をするという判断にはなりにくいです。
ただ、ポリープ...
■採卵しにくい場合がある。高齢だと増える傾向に
はい、子宮筋腫や子宮内膜症が邪魔になって採卵しにくくなることがあります。100%ではありませんが、採卵しにくい場合があるということです。
子宮筋腫で多...
■がっしり体型の方に見られる多嚢胞性卵巣症候群
まったく関係ないとはいえませんが、多少太っている、やせているからといって心配する必要はないでしょう。
実際、体重が重いから妊娠しづらいという方はあまり...
■ダイエットが原因とは断言できない
これだけではダイエットが原因とは判断できません。ダイエットの加減にもよりますからね。たとえば1~2キロ程度体重が落ちただけでは体調に大きな変化はないでしょう。急激...
■ピックアップできているか否かを調べることはできません
不妊治療では最初に必ずいくつかの検査をします。卵胞が育っているか、排卵しているかをエコーで調べたり、卵管検査をして卵管が閉塞していないかを確認...
■フーナーテストの結果が良くても、抗精子抗体検査をすべき
あります。フーナーテストは性交後、数時間以内の頚管粘液の状態をチェックするものです。つまり、頚管粘液中に運動精子が確認できれば問題なしと判断...