月経がある限り、妊娠できるわけではない
■35歳を過ぎると卵子の約7割が染色体異常
年齢とともに妊娠率が下がるのには卵子が関係しています。
まず、卵の数の減少。卵の数は月に1千個、年間に1万~1万2千個も少なくなってしまうのです。
卵...
胚盤胞の胚は大きいほうが良い胚と聞きました。同じグレードでも大きいほうが胚の質は良いのですか?
■胚盤胞の直径が大きいと良い胚といわれる理由
確かに最近、胚盤胞の直径が大きいほうが良い胚といわれています。
胚は初期胚から桑実胚、胚盤胞と分割を繰返しながら成長していきますが、初期胚と胚盤胞を比べ...
加齢変化で妊娠率が下がるのは男女ともにですか?
■女性だけでなく男性も生殖能力は衰える
女性の年齢が妊娠と深くかかわっていることは、たびたび報じられるようになったため、ご存じの方も多いでしょう。
でも、これは女性に限った話ではありません。男性も年...
卵子の質をあげることはできますか?
■卵子の質は周期によって異なる
卵子の質をあげることは、なかなかできないといわれています。質をあげることはできないけれど、自然に育つ卵子の質は周期ごとに異なります。今回、卵子の質がよくなかったから、...
精液検査で精液中に白血球があると診断されました。その状態で性交渉をとっても大丈夫ですか?
■頸管粘液でブロックされるので問題はない
精液中に白血球があることは、めずらしくありません。ですが、女性の膣内には頸管粘液があり、これがフィルターの役目を果たします。白血球や弱い精子などは頸管粘液で...
35歳です。AMHが1.2とわかり、治療を急ぎましょうと言われますが、理由がよくわかりません。なぜですか?
■AMH値が低いと卵の数は少ないと推測できる
抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査は卵巣の予備能を測定する検査です。卵巣に卵がどれくらい残っているかを数値から推定します。このAMHの数値には基準があり、...
精液中に精子がおらず無精子とわかりました。原因は何でしょうか? また、治療方法はありますか?
■無精子症には非閉塞性と閉塞性があります
無精子症の原因は2つにわかれます。
まず、精子の産生が悪くて出てこない場合と、精子は産生されているのだけれど精子の通り道である精管が詰まっているために精子が...
不妊症は年々増えているのですか?
■不妊は年々増えている
不妊は年々増えていると感じます。 不妊の原因はいろいろありますが、不妊症が増える原因になっているのが晩婚化です。 昔は20代で出産する方がたくさんいました。特に初産は大半の方が...
東京都で新しく始まった助成金の年齢制限や所得制限などについて教えてください。
■不妊検査や一般不妊治療を対象とした助成制度がスタート
以前から実施されている「東京都特定不妊治療費助成」という助成金制度は高度生殖医療をする際に利用できるものでした。いわゆる体外受精や顕微授精をす...
45歳で不妊治療7年目です。いつまで治療を続けるべきか悩んでいます。この先、妊娠できる可能性はありますか?
■いつまで治療を続けるかの判断材料になるのが、これまでの治療経過
不妊治療が長期にわたっても妊娠・出産にいたらない場合、いつまで治療を続けるかの判断はとても難しいでしょう。このとき重要な判断材料にな...
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